やさぐれ歯科医院

白い天使クリスチャン・ゼル博士を目指す歯科医の戯言

お金を積めばあなたも名医?

近年は「歯科の名医本」が乱造されています。

先駆けの出版社がどこかは知りませんが、素人さんには一見すると広告には見えないのでよく考えたものです。「日本の歯科100選」など色々ありますが、基本的には掲載面積によって◯◯万円の掲載料を支払っている広告本です。

そしてネット上にも同じように、パッと見では広告に見えない有料広告媒体があります。有名ドコロは「ドクターズ・ファイル」や「覚悟の瞬間」でしょうか。本当の超有名人はサクラとして入っているようですが、その他の方々はほぼ広告だと思って下さい。


業界での評判は?

いやぁボッコボコです。

各地の歯科医院には出版社やネット会社から「あなたの歯科医院も載せませんか?」という勧誘文書が数多く送られているため、ネット上では送られてきた書面と1枠いくらという金額を出してもう非難轟々「そこまでしてお金(患者)欲しいのかね、あさましいですなぁw」「あんな若造が名医w」などと企画した会社と載っている先生をケチョンケチョンにする意見が多数です。


ブログ主の見解

ヨハネ福音書に、後世の付け足しらしいですが「姦淫の女」という有名な話があります。

Wikipediaより(引用改変)

イエスを試すために、律法学者たちやファリサイ派の人々が、姦通の現場で捕らえられた女を連れて来た。律法では石打ちの死刑に値する。

イエスは「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。」と言った。

これを聞いて誰も女に石を投げることができず引き下がり、石をぶつけているのはイエスただ一人となった。

 

最後の1文はよく見る創作ですが、これ考えた人はセンス抜群です。

それは置いといて何が言いたいのかというと

タウンページだろうが街のミニコミ誌だろうが有料で広告を出したことがある人が他の広告媒体に対して物申すのはどうなのよ?です。

 

え、僕?ワインドアップで石を投げられますよ!

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「この資本主義の豚共め!そんな資金があるとはなんて羨ましい!」

広告本とかネット広告に対する感想は「稼いでるのか青息吐息かは知らんけど、大枚はたいて色々やってますね・・・金持ってんなぁ」という1点だけです。

よーし、僕も頑張ってtoto BIGで億万長者だ!


患者(素人)が誤解するからよくない?

広告かどうかという点で見ればどれもこれも「広告」です。あからさまな広告なのか、広告に見えづらいかの違いだけです。

患者が誤解するだろ!詐欺に近い!と言っても、(多分)法を逸脱している訳ではないので、法治国家である以上は現状で仕方ありません。

そんなに気になるのでしたら歯科医師会でああいう広告本を規制できるように働きかけたら如何でしょうか。もしくは「最近出ているあれらはただの広告本で、ミシュラン以下の信用出来ないクソ本ですよ!ネットもみんな広告ですよ!」と地域にチラシでも配れば如何ですか。下手なフェスティバル開いて「活動してますよ」ってお茶を濁すより、よっぽど地域住民のためになるんじゃないですかね。

僕としては正直あんな玉石混交のどうでもよい歯科医院広告本より、国内版ミシュランの当たり外れの酷さに憤慨しておりまして、そっちの方が国民には問題ではないでしょうかと思ったり思わなかったり・・・。


とはいえ

例外として「母校の学園祭のパンフレット」は除きます。あれも1枠いくらの広告料金が発生して歯科医院の広告が載ってることもありますが、学園祭委員の経験からするとあの支払いは広告性ほぼゼロの「学生から先輩へのカツアゲ」に近い部分があるので、あれは免除で・・・。

 

「恐るべき子供たち」は諸事情により延期です。次回?

 

自分を棚にあげて平気でものを言う人 (祥伝社新書)

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