やさぐれ歯科医院

白い天使クリスチャン・ゼル博士を目指す歯科医の戯言

歯科医師国家試験哀話

歯科医師国家試験を受験する予定の皆さんは息していますかー?

・・・へんじがない。

ただの しかばね のようだ。

年々狭まる国試の門

今年は受験人数3200人に対し合格者数は2055人と、ついに2000人を切る勢いでした。歯科医師会も基本的には開業医さん達の寄合いですので競争相手が減るのはウェルカム。でなきゃこんな見解出しませんよ。

ヒョーロン・ニュースより

「苦渋の提言」 国試合格率63.3%を受けての見解 

「今回の結果は歯科大学生の基礎学力の低下以外の何物でもなく,入試の選抜機能が働いていない」

どうデータを見ても厚労省が合格者数を絞りはじめたのですが、「合格者数が減ったのは勉強しない学生が増えたから!教育できない大学も悪い!」と、あからさまなミスリードをしかけています。学生が阿鼻叫喚で悶えているのを眺めるのはさぞや気分がよいでしょう。

要は「もっと落とせ もっと落とせ」という事です。

実際、全国の開業医さんは、可能ならば今すぐ全国の歯学部が爆発しないかなぁって中二病な考えしかありません。あ、それは学生時代の俺か。

各大学の対応は

合格率は公表されますし、あまりに低いと国からの補助金が減らされます。各大学は国試に通りそうな学生だけを輩出すべく卒業試験で絞りに絞っていますが、それでも年間1000人以上が国試浪人というひどい有様。予備校だけはウハウハです。

歯学部出て国家試験通らなきゃ、ただの大卒と一緒ですが、4大卒に比べて2年余分なだけにもっと質が悪い。普通の就職活動なんかできませんよ。

しかし、この卒業したけど国試に通らない「ただの歯学部卒」な人達がどんどん増え、国試を受けては落ち続ける不良債権と化しています。延々と合格率の足が引っ張られるため各大学は頭を悩ませていますが、既に大学の手を離れてしまったため「勉強しないと卒業させないぞ!」という脅しもできず、手の打ちようがありません。

根本的な解決法としては「歯科医師国家試験受験の回数制限」を導入するのが一番なんでしょうが・・・5回までとか・・・。

希望はどこに

さて、絶望しかなさそうな学生の皆さんですが、それでもなんとかしてパンドラの箱から「希望」を見つけ出さなくてはなりません。

 

そんなあなたにお薦めするのがこのブログ!

spee.hatenablog.com

追記:ブログが移転したのでリンク先も変更しました。(2016年3月)

ブログ主の先生とは面識ありますが、残念ながら詳細は書けません・・・が!「国試に落ちたくない」「ボーダーラインくらいで不安」って人から「ボーダーラインが上過ぎて見えねぇ・・・」的な底辺を這いずり回る人達まで一読しておいて損はないです。

朝イチで大学に行くと「お、どうしたの?珍しいね」と言われるような駄目学生だった自分が書くのもなんなんですが、現役時代にこういうブログがあったらなあ、と。そして、国試の様々な解析を読んで

早く合格していて良かった・・・

と心の底から、本当に心の底から思いました。

終わりに

余裕のあるデキる子達は海外旅行でも行っておいて下さい。卒業したら平日にホイホイ休めません。お薦めなのは、タイはバンコクのニューハーフ劇場です。観客席からステージ上に引っ張りだされて死にそうになりました。

大学は出たけれど(吹替・活弁版) [VHS]

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