やさぐれ歯科医院

白い天使クリスチャン・ゼル博士を目指す歯科医の戯言

汝等こゝに入るもの 一切の望みを棄てよ

今回の内容は投稿しようとした矢先にspee先生がブログ更新したんで読んでみたら…

うおぉぉぉぉおい、時期が時期とはいえ内容が丸かぶり!使ってる小ネタも一緒とか、部屋に隠しカメラでも付いてんのか…。

丸パクリっぽくて恥ずかしいから世に出せん…と思っていたお蔵入り予定だった内容なので御了承下さい。

 

以下本文

 

まずは、歯学部に入学した皆様おめでとうございます。

「いくら歯科業界が景気悪いし国試は悲惨といっても、ライセンス取ったら世の平均よりは稼げるだろ…」と思って歯学部に入学した学生も多いと思います。

自信があるのか一発逆転を狙っているのかわかりませんが、そこまでリサーチして考慮の上で入学したのなら偉いもんで、むしろ尊敬に値しますよ。

 

ぶっちゃけると僕は「世の平均よりは稼げるだろ…」しか考えてませんでした。「世のため人のため」なんて殊勝な心がけは微塵もなく、それなりの収入とまあまあのステータスでそこそこの人生が渡れるんじゃないかと思って入学し今に至ります。

 

大学は地獄よ教官は鬼で廻る留年火の車

しかしながら近年の国試をめぐる各大学の惨劇はspee先生の闇ブログを読んでもらえればよくわかりますが、底辺校歯学部は女工哀史もかくやの世界と成り果てました。

歯科医師国家試験の合格率低下に伴い、底辺校は枕を並べ討死。

 

もはや打つ手もないかと思われましたが、落ちるところまで落ちると恥も外聞もありません。

「卒業人数を絞って見た目の新卒合格率を上げる」という禁断の秘技を使い始めました。

これは昔からある手法なのですが、底辺校とはいえ卒試に落ちるのは多くても学年の1~2割というのが常套でした。

 

ところがこれを近年の国試合格率に合わせたからさぁ大変、きちんと卒業して国試が受けられるのは学年の3割くらいという大学までチラホラと。

「胡麻の油と百姓は、絞れば絞るほど出るものなり」のノリで卒業人数を絞り始めたので、全国で学生と保護者の阿鼻叫喚が渦巻く留年地獄が御開帳です。

 

国試合格まで辿り着かない人は次の3パターン。

 

卒業はしたが国試が抜けられない石兵八陣コース

一番悲惨です。終わりがありません。

受験回数制限がないため、いつまでも国試を受け続ける事ができます。

目の前に浮かんでは消える「歯科医師免許」に惑わされ、延々と同じ場所を廻り続けるという悪夢。

 

最高齢は何歳くらいなんでしょうかねぇ。

 

満期退学となり他の生き方を探すコース 

大抵の6年制大学では在籍期間は12年が年限で、留年を繰り返す大学8年生9年生は昔もいました。12年かけても卒業できない学生ってのは極々稀な超レアケースで都市伝説に近い存在でしたが、各校の留年地獄が現実の忌み子として産みはじめました。

 

12年かけて卒業できなければ

「ただの歯に詳しい高卒30代」です。

 

しかし、ある意味このパターンは一番傷が浅くて済むかもしれません。

 

満期退学後に別な底辺私立歯科大へ再入学の地獄巡りコース

他校へ再入学という話も聞くようになりました。

仮に2校目でまた12年かけて国試合格したら、「学費だけ」で1億円くらいする計算になります。

 

内訳は、ざっくばらんに学費が年間400万円として、入学金込みのストレートで卒業できた場合の学費を2500万円としましょう。

2500万円+400万円×6 ≒ 5000万円

 

これが2巡で1億円。Wow!

 

さらに実家住まいでなければ、家賃・生活費など諸々を年間200万円として

200万円×24年 ≒ 5000万円 が加算。

 

2大学を足かけ24年間の集大成は

1億5000万円の投資でワーキングプアの歯科医師になれる資格…。

 

君は富の再分配が好きなフレンズなんだね!

 

ただこれも奇跡に奇跡が重なり国試に受かることができれば、莫大な金と長い年月をかけた双六「歯学部編」は上がりですが、24年かけて最後に踏んだのが「フリダシに戻る」ならば、

 

できあがるのは

「莫大な金をかけて養成された、ただの歯に詳しい高卒40代・職歴ナシ」

 

「無残」という言葉を具現化したらこうなるであろう、世にも残酷な代物が出来上がります。

つうか、最初の大学で12年かけて卒業できないような人はそっちの可能性の方が高いでしょ。

 

※学費の計算も前にspee先生が書いていたような…。

 

ある意味Win – Win・・・なのか?

大学によっては学年前期で休学すればその年は年数制限にカウントされず、また来年の春に同学年でスタートという輪廻転生スペシャルコースもあるらしいのですがががが。

裏を返せばいくらでも留年可能という、最下層の無間地獄。

いやぁ、頭いい人達の考える集金システムは一味違いますなあ。

 

大学合格はスタートではない

上記のように、実はまだ皆様はスタートラインにすら立っていないのです。

全ては国試に受かってからが始まりです。

趣味や異性(同性?)とキャッキャウフフもしたいでしょうが、単なるオマケに過ぎません。

とりあえずはspee先生の闇ブログをチェックしつつ、入学後はすぐに勉強する癖をつけて最初に走り出すしかありません。

 

先行逃げ切りが全てです!

 

 

スナックさいばら おんなのけものみち  ガチ激闘篇

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